
裁ほうじょうずは、「針・糸いらずの布用接着剤」です。バックや、ズボンやスカートのスソ上げ、レースづけなどの用途で使われている便利商品です。
今回は、生地を綿生地等に貼り付ける方法をご紹介します。丁寧にすると洗濯して1年経っても、生地の周りがほつれないんですね。
まずは、用意するもの。
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・服または生地 (綿100%のもの)
・チャコペン
・裁ちばさみ
・ボンド裁ほう上手
・好きなかたちに切った型紙
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ボンド 裁ほう上手は、針無しでカバンをつくれてしまうくらいの強度をもつ布用ボンド。自然乾燥でも、十分な強度があります。まずは、生地を裏にし、イルカの型紙を逆にした状態で置きます。

チャコペンでなぞったら、このような感じなります。

そして、カット。
この生地は少々厚手なので、チャコペンでなぞっても裏うつりしません。
しかし、これが透けてしまうくらいの生地でしたら、水で濡らしてもOKですが、
チャコペンの内側を切ると簡単だと思います。

次に裁ほう上手をとりだし、
生地に指で塗り広げていきます。
ここでのコツは、周りを特にしっかりと塗ること。
ボンド自体の強度は強いのですが、塗ってない箇所があると洗濯
でほつれたり、生地がめくれてしまいますので、すこし注意が必要です。

十分生地に塗り込んだら、
イルカ生地を好きなところにはりつけて、、

完成。簡単です!
最後は、あて布をしてアイロン(140~160℃:ドライ)で約15~20秒熱を加えてさらに強度をあげ完成です。自然乾燥のみでも十分な強度です。
ぼくは、Tシャツに使用していますが、一年経つと1~3mm めくれていますが、十分な強度です。
洗濯は、手洗いモード、さらに服を裏返して洗濯ネットにいれて洗ってあげて頂くとなお良しです!いろんなかたちの生地を、つくってみてくださいね。
こどもでも、生地を自由に貼って服をいろどれるのが、裁ほう上手のすごいところ。夏休みの宿題や、お子様の服のちょっとしたデコレーションにいいかもしれません。
こちらが、生地を裁縫上手で貼り付けて制作した作品になります。



いろいろつくってみてくださいね
こちらは、ジオラマと照明を組み合わせた、その名も『ジオラマ照明』です(そのまま)。
夏休みの宿題におすすめです。つくりかたは、こちらの記事をご覧ください。

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たまにワークショップも開催しています。
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