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日本で唯一”糸のオーガニック認証”を得ている大正紡績株式会社を訪ねて

大阪府阪南市にある大正紡績株式会社

見学させていただきました。

 

 

炎天下の中、南海電車 尾崎駅に到着。電話をかけると「暑いから駅まで迎えにいきますよ。」という

ありがたいお言葉。ほんとうに助かりました。。大正紡績さんを知ったきっかけは、ほぼ日刊イトイ新聞の-糸の魔術師、近藤健一さんのこと。という対談でした。

 

 

営業部長である近藤健一さんは、世界中の農場を周り、さまざまな農場と契約し、原綿だけでなく、希少な綿・動物繊維・化学繊維・日本独自の素材を仕入れ、他の会社が真似できないような紡績技術で、さまざまな糸を産み出されています。綿だけでなく、日本で唯一糸のオーガニック認証を取得している会社でもあります。

 

 

東北でコットンを育てる「東北コットンプロジェクト」や世界中にオーガニックコットンを増やしたいという近藤営業部長の姿勢はもちろん、この会社が大切にされている「夢を紡ぐ」というコンセプトを感じても、世の中を明るく照らしていくようなストーリーを作りだしたい想いが伝わって来ました。

 

 

これは、世界中のオーガニックコットンの原綿が集まる倉庫です。綿の産地よって、太さ・長さ・色・光沢・強さが異なるそう。印象的だったのは、品種改良の過程で緑色になった綿でした。品種

改良で、偶然みどりになり、商品化に至ったそう。いろんな物語があったんだろうなと想像してしまいます。

 

オーガニックコットン スピンゴールド インド

 

そして、これは世界で一番高いといわれているインド産のスビンゴールド綿です。通常の綿の半分くらいの細さだそうで、とても光沢がありました。

 

 

倉庫を見学させて頂いた後は、会社のビデオを見させて頂きました。様々な種類の素材や、紡績する条件を変えて行くことで無限の種類の糸が生み出されるそうです。とても、とても奥深い、その深さもわからないくらいの世界を感じました。

 

レッドカシミヤ キャメル ホワイトカシミヤ

 

オーガニックコットンのこと。綿畑といえば、児童労働という問題がつきものですが、子どもが働くことを辞めるとその家の収入も無くなってしまう側面があるそうです。なので、賃金の保障と児童労働をなくすことはセットなんだという営業の方のお言葉がとても印象的でした。

 

世界中の様々な団体の取り組みのおかげで、インドのオーガニックコットンの生産量は世界一位になっています。そして、世界的に見れば、オーガニックコットンの生産量は全体量の1%にも及ばないのだそう。いまは、情報を発信していくことしかないのですが、いつかカームブライトでも何かしらの形で貢献できたらいいだろうなと思いました。

 

炎天下の中、貴重な時間を割いて話していただいた大正紡績株式会社の皆さん。ほんとうにありがとうございました。