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大阪大丸心斎橋店でジブリ作品【魔女の宅急便】のセル画を購入しました。

魔女の宅急便 セル画

 

先日、大丸心斎橋店「懐かしのアニメ セル画・版画展」にて、魔女の宅急便のセル画を購入しました。このエリアでは「となりのトトロ」「アンパンマン」「ドラゴンボール」「風の谷のナウシカ」など多くのセル画、版画が展示されていました。

 

ジブリ セル画版画展

 

 

最初は、偶然通りかかっただけでした。しかし、元々大好きなジブリ 魔女の宅急便の作品に惹かれ、大丸にもう一度通って(妻を連れてきて)帰り、次は妻の姉にも来てもらい、説得され、ついに購入。

 

購入してから約2年経ちますが、セル画が部屋をやわらかい雰囲気にして、私や妻のストレスも無意識のうちに緩和してくれているような気がしてます。そういう意味で、ほんとに購入してよかった。うちの家宝です。

 

 

魔女の宅急便セル画 自宅に飾る

 

 

セル画の一部に、ジジと思われる下絵があります。なぜここにジジがいるのか。迷われたんだろうか?こういう部分は、複製セル画にない魅力で、宮崎駿さんやチームの制作過程での熱感じます。このジジの下絵は、宮崎駿さんや製作に携わっている制作チームのを尊敬している私には、たまりません。ずっと傍に置いておきたい、そんな気分にしてくれます。

 

 

 

 

私が大阪大丸心斎橋店で購入したイベントを主催した株式会社アートスペース は、セル画や原画、漫画原稿を展示会にて販売している会社で全国で毎月のように百貨店・美術館・海外 (中国・韓国・UAE・フランス等)で、作品を届けています。対応もとても丁寧でした。ホームページに展示会のスケジュールが記載されますので、是非見てみてください。

 

 

セル画とはなにか?

 

 

簡単にセル画の説明をさせていただきます。私も購入してからセル画について調べました。

 

 

セル画とは、アニメ制作過程において用いられる「セル」と呼ばれる透明シートに描かれている絵のこと。キャラクターと背景を分けて描くことで、キャラクターは止まったままで背景を動かすといったことが、作業の簡素化が可能になります。1900年初頭にディズニーが使い始めて、1930年頃から日本でも少しずつ使用され始めました。

 

 

セルの素材自体も改良があり、1910年~1950年ではセルロイドが使われていましたが熱に弱く、自然発火をする危険性があったため、1950年以降からCG制作に移行するまで、日本ではトリアセチルセルロースという燃えにくい材質が使用されています。セル画のセルとは、元々使われていたセルロイドからの名残なのですが、素材が変わってからもセルという呼び方が残っていました。以前は、セル画が大量になり、保管が難しくなってきたことから、観にきてくれた来場者にプレゼントをしたり、焼却したりしていたそうです。

 

アニメ制作のどの過程でセル画は使われていたか?

セル画というものは、セルアニメ制作のどの過程で使われるものなのか、詳しいところまでは省略しますが、おおまかな流れを書いてみます。

 

■ 絵コンテ

 

制作過程では、まず絵コンテというものが制作されます。絵コンテは、制作の出発地点。四コマ漫画のようにして、映像の設計図を書いていきます。イラストだけでなく、カット番号・音声・描写の指示・時間などがそれに含まれています。

 

 

魔女の宅急便は、宮崎駿さん、近藤喜文さんが担当されています。エヴァンゲリオンの庵野秀明さんが、宮崎駿さんが描く絵コンテについて高く評価されているようです。

宮崎駿監督の凄さは絵コンテ 庵野秀明監督が語るアニメ映像の“魂の重さ”

 

 

引用:Amazon

■ レイアウト

 

 

絵コンテが終わったら、レイアウトという作業に入っていきます。レイアウトは、下図のとおり画面の構成を設計することです。キャラクターや背景の詳細・カメラの動きなどすべて段階で決められます。レイアウトは、画面作りの土台になるもので、アニメーション制作の要とも言える作業です。

 

 

■ セル画への印刷

 

 

レイアウトが終わったら、それを元にセル画の元になる原画を書いていきます。この作業は、動き方チェックや色を何にするかということが厳密に決められていきます。線と色配置が決まったら、いよいよセルへの印刷作業。印刷は、カーボン印刷なので黒の線がセル画に印刷されます。

 

 

 

セル画に線が印刷された後、セル画の裏からレイアウトで決まった配色にしたがって、色を塗っていきます。完成されたセル画は、背景や3DCG映像などと合わせられてフィルムになっていきます。最後に、声や音を入れてセルアニメが完成します。

 

 

日本アニメのセル画の価値について

 

CGによる制作が主流になった今、セル画での制作はほとんどなくなっています。

1990年以降は、コンピューターによるアニメ制作が主流になり、制作コストも低下、さらにセルを製造していた富士写真フィルム ( 現:富士フィルム ) の生産中止、セル専用塗料の調達問題により、急速にセルアニメがなくなっていきました。

 

1秒に平均24枚使用されるセル画アニメ。この手法のいいところは、映像にしたときに微妙に線が揺れ、それが視聴者に無意識に安心感を与えてことだったそうです。ジブリシリーズでも【千と千尋の神隠し】以降の作品ではセル画はなく、そういう意味でセル画は貴重なものになっています。

 

市場に出回っているセル画の相場は、数千円~数百万円に及びます。「懐かしのアニメ セル画・版画展」にも平均が30万円くらいの価格帯でした。海外では、より高価で取引されているようでトトロのあるシーンのセル画は、200万という値段がついておりました。ジブリの人気は海外でもすごいので、今後もその希少価値は上がっていくと思います。

 

セル画は展示会で購入した方がいい理由

 

セル画については、ネットオークションもいいですが、証明書がついている展示会などで購入されることを強くお勧めします。かなり高価なため、偽物が出回ってもおかしくないためです。ネットで購入されるときは、かならず出品者の情報と作品保証書または証明書が記載されていることを確認しましょう。

 

 

展示会で購入されると、セル画の管理もきちんとされており、私は99%UVカット加工がされたアクリルガラスを使用した額縁に入れた形で受け取ることができました。安心して部屋に飾ることができています。

 

複製セル画とはなにか?

 

原画セル画でお気に入りのものが見つからなかったら、複製セル画もいいかもしれません。定期的に複製セル画が印刷されて、予約販売されています。すぐ予約は埋まってしまうので、こまめにチェックが必要です。認定書もあるので安心ですね。

ちなみにこの絵は、耐光性に優れた10色の顔料インクを用いた、デジタルプリント技術で複製。またキャラクター部分は31色32版のシルク印刷で発色が良い高耐光性のセル(PET)専用インクを使用しています。

 

以上、セル画についてのご紹介でした。いい作品に出会えますように。